こんにちは、宮崎店の西山です
随分と久しぶりの投稿になります
継続は力なり。。。難しいですね
ここ最近のチトセホームはといいますと、現在住宅業界で話題になっております、ZEH(ゼロエネルギーハウス)住宅を初めて建築しております
簡単に言うとこんな感じです ↓
外気の影響を受けにくく、冷暖房が逃げにくい住まいに、太陽光発電などの発電設備を装備し、消費エネルギーをプラスマイナスゼロにする、といった住宅基準です
住宅の場合、開口部(窓)が大きく室内外の熱の影響を受ける場所ですので、窓の大きな住まいのご提案が多いチトセホームにとっては、より早く取り組むべき基準として、現在建築中です
そんな中、本日チトセホームの社長以下設計スタッフ、営業スタッフでリクシル主催の開口部についてのセミナーを受けて参りました
今回のセミナーの目玉が、建築家の伊礼智(いれい さとし)先生の講演でした
伊礼智さんといえば、住宅に携わる者で知らない人はいないくらいの、とても魅力的な建物を設計される建築家です
チトセホームにも先生の著書が多数あり、設計の手法や考え方を日々勉強させていただいています
住宅の性能を高めてエコロジーに貢献する、という住宅の一つの傾向がある昨今ですが、性能を左右する大きな要素が開口部(窓)であります
窓が小さくて少ないほど断熱性能と気密性能は高くなります
一方で、風通しや日当たり、北側からの間接光、外の豊かな景色、拡がり感や外との連続性など、窓からもたらされる豊かさは、枚挙にいとまがございません
先生の講演の中の言葉で、「性能(壁や窓)の先にあるものとの繋がりを慎重に丁寧に考える」とありました
また、「何を採り入れて、何を採り入れないか、それを制御しているのが開口部(窓)である」といったお話もありました
例えば、風や光、音、におい、そして外部とのコミュニケーションなど
日々お客様のお住まいをご提案する立場に、身の引き締まる思いでした
先日実家に息子を連れて行った時にリビングの掃出し窓から、1歳の息子と庭に出てみました
歩き始めたばかりの息子が、はだしで踏みしめた落ち葉に驚き、興味深そうに触っていました
20年前実家を建てた時、リビングのすぐそばに植えた幼いケヤキの木も、今は沢山の葉を落とし、一番の存在感をみせています
息子もいつかこのケヤキのように力強く成長して欲しいものです
何気ない休日、窓の傍らに、気持ちの良い風が吹いていました