横並びダイニングキッチンと、小上がりの和室リビング。大まかなゾーニングを行い、居心地の良さと使い勝手の良さ両面での希望を間取りに反映していく。

個室感を演出したダイニングに光を採り込む。敷地の周辺のロケーションに合わせて、窓の大きさや開き勝手を考える。一日のスタートである朝食時のこと、家事をしながら子供の勉強を見てあげること、家族の憩いの夕飯時のことなど、暮らしやすく快適な空間の構成に。

美しい木目が印象的なアッシュ無垢材を使った一階。素材そのものの良さが引き立つ、シンプルで洗練されたインテリアに。

小上がりリビングを和の空間に仕上げ、家族の憩いのスペースに。塗り壁や梁見出しの板張り天井、造作のテレビ台など、上質感のある素材でまとめる。

杉の無垢材を使った軒天仕上げ。厚さ37㎜の旭化成の外壁（へーベルパワーボード）の重厚感に、はっきりとコントラストを利かせた美しい木目を組み合わせる。亜鉛ドブ漬けの鉄骨バルコニーの、削ぎ落としたデザインも外観の見どころに。