今年も残すところ一週間、みなさんいかがお過ごしでしょうか
私はここ数日、来年の手帳をどうしようかと色々と物色しておりましたが、
今の自己管理にぴったりと思える手帳に巡りあい、ひそかに喜んでいるところです
2日前に、宮崎店では恒例の店舗ミーティングを行いました
9名のスタッフ全員で、色んなお題を掲げて議論し、何らかの明確な答えに導くという、なかなか面白いミーティングです(笑)
今回はチトセホームの良いところって何だろう?という議論でした
事前に取ったアンケートで80個ほどのキーワードが集まりました
1. 人・組織について
2. モノ・商品・設計・施工について
3. お金について
4. 情報の取り扱いについて
5. 時間の取り扱いについて
集まったキーワードを5つの分野に分けたところ、2番の”モノ”についてのキーワードが多かったため、今回はそこに絞って話し合いました
たくさんのキーワードに共通するもので、平準化(Leveling)というものがありました
平準化とは、共通の認識のもと繰り返し行われている習慣をルールにしたものです
例を挙げるとこういうものです
①構造設計手法の共通ルール
②工事施工の共通マニュアル
③通風・採光・日射計画の設計ルール
④色決めコーディネートの提案ルール
⑤打ち合わせ記録の書き方ルール
⑥敷地計画の共通ルール
などなど。
チトセホームは宮崎県内で2店舗で運営されております
どこに建てて頂いても、どちらの店舗でご注文頂いても、どの担当者が就いても、一定のチトセホーム品質が確保されて、チトセホームらしいテイストの住まいがご提供できる、ということを大切にしております
平準化とは、バラツキがないことを意味し、ムラ・ムダ・ムリのない、スマートな仕事をお客様に提供することだと思います
私たちは、日々色んなお考えのお客様から、十人十色のご要望を頂き、その要望に高い次元でお応えできる仕事を目指しております
繰り返し修練した技術や知識・手法をストックし、その上にお客様の要望を反映させることで、高い次元の仕事ができるのではないか、と考えております
私は数年前にプリウスを購入しました
トヨタの長年にわたる熟練の技術や知識で構成された車体ですから、品質のことはあまり心配しませんでした。選べる色も、トヨタのデザイナー陣が考え抜いた末の色ではないでしょうか
私は、気軽にボディーの色やホイールの色などを決めました
家の場合は、生活のステージとなるモノですから、車以上に多岐に渡る要素の複合体であります
家を作る会社が、修練を積み重ね一定の共通のルールを作り磨いていくことが、きっと家づくりの成功の手助けになるような気がします
平準化を英語で表現すると、Leveling と翻訳されておりました
Leveling とは平らにすること、地ならしのことだそうです
家を作るときには、基礎工事の前に必ず地ならしを行います
地ならしが家づくりの大切な基本なのではないでしょうか